AICS 第一期卒業生の声

AICSアニマル&ネイチャー インタープリター カレッジオブSAVIC 2019年3月23日(土)第1期全過程が、修了しました。

2018年3月からスタートしたアニマルインタープリターの養成を目的としたAICS。

1年間通して動物との会話を学ぶというチャレンジでしたが、卒業式では、「これでさようならではなく、私たちは、動物の声を届けるという同じ目的を持った同志です。

これからも共に進みましょう」とマイア博士からの言葉がありました。

これからもずっと、学びが続きます。

「動物が先生」という言葉通り、動物からの学びは本当に何にも代え難く、寛容で奥深いものでした。

卒業生のみなさんの感想にもありますが、誰かが落ち込み、進める足を止めれば、誰かがさりげなく手を差し伸べ、想いあって、みんなで手を取りあって一丸となってこの冒険に挑みました。

私たちスタッフも、みなさんそれぞれのタイミングでのブレークスルーを目の当たりにして、その度に言葉では表現できないくらいの安堵とたくさんの感動をいただきました。

初年度ということもあり手探りしながら、そして受講生のみなさんに育んで頂きAICSは無事第1期の全過程を修了することができました。

心より感謝申し上げます。

卒業に向けてのコメントをいただきましたのでご紹介させて頂きます。

AICS第一期生 矢野月子 様

怒涛の日々だったようにも、悠然と過ぎたようにも感じています。濃密な一年でした。

毎週提示される新しいステップを何とかクリアしようと、日々頭がいっぱい・・・

あっぷあっぷしながらも、授業が待ち遠しく、楽しくて仕方ありませんでした。

全くの初心者からのスタートだった私にとって、SAVICのカレッジはあらゆる意味で安心して身を置き、学びに没頭できる場であったと思います。

その時々のテーマに取り組むことで、動植物とコミュニケーションを取る方法だけではなく、自分自身の在り方・物事の見方や捉え方まで、いつの間にか深く考え、気付かせていただける内容になっていました。

マイア先生は、いつも温和で軽やか。

私たちの状態を寛大に受け止め、どんな質問にも明確で深い回答をくださいました。

すべての生命・魂に尊敬の念を持ち、謙虚に学び続けること愛そのものとして存在することを、身をもって示してくださいました。

「あなたのことが知りたくてここにいます。私を使ってください」という気持ちを忘れず、これからも学び続けていきます。

SAVIC研究所所長は、バランスの達人です。

動物に関する知識やご経験の豊かさはもちろん、あらゆることに造詣が深く、引き出しの多さに毎回感嘆し通しでした。

優しいのか厳しいのか、
早いのか緩いのか、
甘いのか辛いのか……

なんとも言えない絶妙のバランスで、私たちを引っ張ってくださいました。

何度も繰り返すスランプ期にも、根気強くご指導いただき、心から感謝しています。

スタッフの中村さん・浦上さんは、受講生が授業にだけ専念できるよう、あらゆることを整えてくださいました。

不慣れなことや未知の出来事に、何度もあたふたしてしまいましたが、その都度穏やかに素早くフォローしていただき、まるで魔法使いのようだと感じています。

通訳の国広さんは、頼れるお姉さんのようでした。

言葉を変換するという役目にとどまらず、温かい共感を持って存在すること、「通訳士の在り方」のお手本を表現してくださいました。

そしてクラスメイトの皆さん。

煮詰まった時はさり気なくエールを送り、それぞれの問題解決のために、当たり前に協力しあえる信頼できる仲間に出会えたことが、最高の喜びです。

一年間のカリキュラムは終了しましたが、コミュニケーションもその他の学びも、ずっと続きます。

今は、やっとひらがなが書けるようになった所……という感じでしょうか。

初心を忘れず、カタカナも漢字も書けるようになって、表現力を広げていきたい。

好奇心と喜びを持って学び続けたいと思います。

一年間本当にありがとうございました。

これからもどうぞよろしくお願いいたします!

AICS第一期生 加藤秀美 様

一年前は、どうなるんだろ? と、???

一年後を想像出来ませんでした。

何かは絶対に変わる!

それも、スゴイことになる!と確信していたので入学することは、「大きな期待!」しかなかったです。

思っていた以上の講義とアフターフォローに、感謝と感動しかない一年でした。

いろんな環境下で受講していることを加味してくださり、出来るだけ受講しやすい形や、ケアをしてくださいました。

宿題もしっかりでます(笑)

この宿題がなんともタイムリーな内容で、「今の自分に必要なこと」と、痛感することが多かったです。

それを少しずつクリアし、自身と向き合いながら、成長していくプログラムなのかもしれません。

「動物さんとしっかり話をして、伝えられるようになりたい」

この思いは、形になってしっかりと、活動できるようになります。

私自身は、セッションやイベントを開催する自信をつけることが、出来ました。

それは、講義の内容もですが、愛ある学校とスタッフ様、同期の皆様のおかげでここまでこれたと思います。

授業を受けると分かるのですが…自身の受け取りやエネルギーの増幅が違うのです。

一番(笑)、体感覚が鈍いワタシが、スゴイ!と思うので(笑)

沢山の方々に、ワクワクだけを持って受講して欲しいなぁと思います。

きっと、未来のあなたは想像もつかないあなたに、なっていると思います☆

AICS第一期生 山田暁美 様

この一年間、本当にありがとうございました!

受講して良かった!と心から思います。

私にとって、木曜日がほんとに楽しみでした。

授業内容も毎回違い、ワクワクしていました^ ^

マイア博士の授業内容、プラス、SAVIC研究所長のワーク、違う視点からの内容が刺激があり、知らず知らずに…というと語弊がありますが、レベルもアップしていったと思います。

実践をしながらフィードバック、実践授業が好きでした。

その後マイア博士のシェアがあったり、自分の出来や、ダメなところがダイレクトに分かり落ち込むこともありましたが、その後、所長さんの授業などで、どうすれば自分が改善するかなど、フォローをしっかりしてもらえるので、不安になることもなかったです。

私達生徒が、動物との会話を自信をもって出来る状態にしてもらえたと思います。

自分自身まだまだ勉強不足ですが、この一年で学んだ事、色んなテクニック、教えていただいた事を、これからは練習し、自分に落とこんでいきたいと思っています。

この一年、私にとって本当に貴重な学びと、変化の年になりました!

マイア博士、所長さん、浦上さん、中村さん、通訳の国広さん、小栗さん深く感謝致します。

本当にありがとうございました。

AICS第一期生 深津美弥 様

とにかく自信が持てない私達生徒(自分だけが、正確に話しを聞き取れていないと思い込んでいましたが、コース終盤になって、実は皆さんそれぞれが同じように感じていたと分かって、かなりほっとしました)に対して、決して否定することなく、繰り返し「みんなよくやっていますよ」「自分に優しくして下さい」「自分をほめましょう」と励まして下さって、とても優しい先輩といった感覚でした。

マイア先生に明るい調子で褒めてもらって気分がウキウキすると、「私には出来ないんじゃないか」という不安や怖れが消えて、自分でも驚くほどすんなりと動物の言いたいことが分かったりするのです。

動物達の言い分を正しく聞き取れているのか? 同級生に比べて聞き取れた情報量が乏しくて不正確なのではないか?

間違ったことをみんなの前で発表して恥をかくのではないか? と授業中のケーススタディでは緊張し、萎縮してしまうことも多かったのですが、マイア先生から、動物達とのコミュニケーションは「わくわくする冒険」なので「話すことを楽しみましょう」という視点を教えて頂いたのが私にとってはとても新鮮で、ともすれば自分で自分にプレッシャーをかける癖のある私は、先生のこの言葉を思い返してはリラックスして会話を楽しむことが出来るよう心掛けています。

また、大切なことは、自分が周りからどう評価されるかということではなくて、私達、動物通訳士は「動物に雇われている」のであって、あくまでも「動物のために通訳をするのだ」という基本姿勢を忘れずにいることだという視点も、これから先、常に肝に銘じておく必要のある教えだと思いました。

1年間の学びを終えた今でも、動物と話そうとすると、相変わらず自分の内なる不安や怖れが顔を出して、話した後も「あれで良かったのかな?」「正しく聞き取れていたのかな?」「役に立てたのかな?」と自信が持てずにいますが、そういう自分がいることに気づいて認め「大丈夫、あなたはちゃんとやっているよ」と自分を励ますことを繰り返しているところです。

Zinney先生がおっしゃる通り、とにかく経験を積み重ねていくことが必要な部分だと感じています。

そして経験を積むという点に関しても、腕試しの場としてACCという無料相談の場を作って下さり、イベント開催をして下さり、至れり尽くせりで、感謝してもし切れません。

しかし、ACCが出来た当初は自信のない自分が激しく抵抗して「そんなの無理無理」と尻込みしていました。

更に、同級生の皆さんの回答を読んでは「自分とはレベルが違いすぎる……」と落ち込み、全くもって参加出来ずにいました。

そんなある時、授業の復習動画の中で、良く出来ていましたと褒められたにも関わらず「うそ~!」と素直に受け取れない自分自身の姿を見て、我ながら呆れてしまい「こんなに素晴らしいギフトを差し出して下さっているのに、受け取らないでどうするの!」と叱咤激励する自分が出てきたのです。

そこで決意表明をしようと心に決めて授業中に少し時間を頂き、皆さんの前で「イベントに参加して動物通訳士としてデビューします!」と宣言した所から、大きく流れが変わって、色々なことが前に向かって動き始めました。

復習動画で自分自身を第三者的に見つめ直すということが、私にとってはとてもとても役に立ちました。

今までにも、数々のワークショップや講座で様々なことを学んできましたが、資格認定して、はい終わりというのが当たり前の流れでした。

ところがAICSは違います。

生徒が動物通訳士として自立して活動していけるよう、あたかも職業訓練校の如く、あらゆる面で惜しみなく、温かいサポートをして下さるのです。

そこには、全ての生きとし生けるものがお互いに理解しあい、幸せに暮らせる世の中の実現のために、動物達の声なき声を正確に聞き取って人間達に伝えることの出来る動物通訳士を一人でも多く養成したいという、SAVIC研究所所長 Zinney Imasato先生の熱い想いがあります。

AICSサポートデスクの皆さまも同じ思いを共有して下さっていて、いつも温かく、きめ細やかなサポートをして下さるのでとても心強く、安心感があります。

そしてご縁あって同級生となった皆さまからも、とても良い刺激を受け、励まされました。

皆さんそれぞれに得意分野があり、動物達の役に立ちたいという熱い想いがあり、回を重ねるごとに人間的な魅力がどんどん見えてきて、、、志を同じくする仲間として、これからも助け合っていけたらと切に思います。

言葉では表現し尽せないほど、温かくて素晴らしいAICSの記念すべき1期生になれたことは、私の人生の中でも、とてもとても大きなギフトの一つとなりました。

今後、更なる高みを目指してスキルアップするためのフォローの場も提供して下さるので、積極的に参加していく所存です。

今後とも、末永くどうぞよろしくお願いいたします。