動物の心と言葉

愛護センターの訪問。そして、“ブラッキートレイン”の誕生

始まりはFacebookに投稿された4枚の写真。

岡山 「NPO法人 しあわせの種たち」による、里親募集中の投稿。

垂れ耳、離れた目に茶色い大きな鼻、ボランティアさんに抱っこされ、気持ちよさそうにシャンプーして……もらっている。

緊張している中にも人に身を任せ、あどけない表情のなんとも言えない、

そんな写真だった。

投稿には元飼い犬で捨てられ野犬、オス、1歳前後…との記載。

「人間に捨てられて野良犬に」の割に人間不信なわけでもなく、むしろ「安心」が伝わる写真になぜか釘付けになった。

 

この犬こそが現在、弊社のプロジェクトを牽引しているブラッキーです。

ブラッキーの里親になるために、2016年11月7日私は岡山の地を踏んでいた。

初めて愛護センターに足を踏み入れた私は、多くの犬たちの悲痛な叫びを耳にすることになりました。

そしてその日、職員さんや業者さんを咬んでしまって殺処分を宣告された「トキ」に会いました。

東京に戻ってから、トキをなんとか救えないか考え、預かりボランティアとしてトキを預かりトレーニングをすることを決め、団体にその旨を申し出ました。

 

11月29日、トキを引き出す手続きに再び訪れた岡山で、あのシバイヌ愛と出会いました。

犬舎に近づく人に牙を剥き威嚇するその犬もまた、殺処分を宣告されていました。

この時、私は彼女と会話することを試みました。

しばらくの間、彼女に愛を送り続けました。そして「どうしてそんなお顔をするの? かわいいお顔が台無しだよ」と、話しかけました。

彼女は、大きな青い手袋や人の握り拳の映像を見せてくれました。

「そりゃ怖いね、でも、そんな顔されたらこちらも怖いんだよ」と、伝えしばらくの間いろんなコミュニケーションを行いました。

そのうち彼女は、私の前で「伏せ」をしてグルーミングを始めたのでした。

心が溶けた、瞬間でした。

 

その後愛ちゃんは無事出所(笑)でき、今に至りますが、その後さらなる最強の咬み犬と言われたサンクスへと続き……

この命を繋ぐ連鎖はまるで、連なる列車のようだなと私は思いました。

そしてこの様を、私は「ブラッキートレイン」と呼ぶようになりました。

トキ、愛ちゃん、サンクスとの心の交流は、トレーニングと同様に動物の心を理解できる通訳士が必要だと改めて感じたエピソードでした。

 

動物と話す人“アニマルコミュニケーター”。『動物通訳士』の人材開発と活動へ

動物と話せる「ハイジ」の存在はご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、動物と話す人を「アニマルコミュニケーター」といいます。

アニマルコミュニケーターとして活動している人は世界中にいて、日本でもワークショップなどが開催されています。

私はアニマルコミュニケーションの普及、保護活動役立てたり、動物たちの尊厳を伝えてくれるアニマルコミュニケーターが増えればいいと感じ、「トレーニングと医療と動物の会話」を目的としたイベントを開催しておりました。(アニマルケアコミュニケーションズ)

そしてアニマルコミュニケーションのワークショップがどのように行われているか、どれほどのレベルか知るために、他で開催されているワークショップや個人セッションに申込んでみました。

しかしそれは私が考えているものとは、おおよそ違い、講師や運営スタッフが、本当に動物のためを思って提供しているとは感じられず残念な思いをすることになりました。

そのアカデミーはワークショップ後は、講師が気に入った受講生と他の受講生の陰口で盛り上がり、また、講師が私の連れていた保護犬(ブラッキー)を「全然可愛くない変な犬だ」と言っていたりと、まさしく耳を疑う。そのような、状況でした。

もちろん中には、素晴らしいワークショップやセミナーを開催されている協会やスクールもあります。私が訪れたところが、たまたまそういうところだったのかもしれません。

私は講師から嫌われていたようで、虚言癖だとか、自己愛性パーソナリティー障害であるなど中傷され、のちにFacebookで実名で名誉毀損・誹謗中傷されるような事件に発展したのです。

私は企業向けに人材育成のための脳力開発を提供しており、また研究者でもあります。さらに多数の開発商品も行なっており、自己愛性パーソナリティ障害と診断された事実もありません。

私は、私が誹謗中傷されたことにではなく、私とともに動物のために活動しているスタッフをも中傷し、動物の愛や尊厳を伝えるべき立場の者がこのような人格であることに怒りを覚えました。

このことで動物にも心があり会話ができることを多くの人々に伝えるために、志も人格も能力も優れた「動物通訳士」の人材開発と育成することを決意したのです。

 

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